分類···金貨万延元年(1860年)に海外と日本との金銀比価の違いで日本の金安が貿易国に知れ渡り大量のメキシコドル銀貨の流入と引き換えに日本の金貨が海外に流出し通常の貿易に支障が出たことから是正する対応を徳川幕府が取った結果がこの万延小判の発行となりました。その前に発行された天保・安政小判金と比べても三分の一程の大きさです。本当は一分銀の銀量を増やして発行すれば小判は小さくならなかったのでしょうが当時の国内産金銀も鉱山からの産出量も少なく対応出来なかったためと推察されます。徳川幕府の台所事情を物語る小判金です。いろいろとコインの発行の背景には当時の歴史事情がありそれを調べたりしながら新しい発見と知識を得ることが出来るのもコイン収集の楽しみです。出品の品は部分的に金焼けがありますがピンクゴールドのような美しい輝きがあります。金焼けも時代の経過を物語る結果です。東京有名コイン店のオークション品であることに加え貨幣商協組の鑑定書の付いたお墨付き品です。どうぞこの機会にお求め下さいますようご案内申し上げます。
商品の情報
カテゴリー | おもちゃ・ホビー・グッズ > コレクション > 旧貨幣/金貨/銀貨/記念硬貨 |
商品の状態 | 未使用に近い |