河野賢のハカランダ使用クラシックギターです。1974年製No.15、オール単板の手工品になります。河野賢の場合、普通のローズウッドサイドバックの杉(シダー)は見かけますが、ハカランダ使用での杉は非常に希少です。今後、資料的価値がある貴重な個体として数えられるかもしれません。当ギターは今年3月頃まで、河野ギター特約店のラックギターで販売されていた個体です。普通の中古ギターと一線を隠す『プレミアムギター』として258,000円で販売されていました。製作当時の最高スペックと思われますので、いま現在、新作でもし河野工房がこのレベルのものを作るなら100万円以上はするはずです。専門店が販売していただけあり、不具合はなく、ネックもまっすぐでフレット残存、ペグも良好です。弦高は6弦4ミリ、1弦2.7ミリ程度になるようサドル交換(牛骨製)しています。ラミレス以上と評されるだけあり、すごい鳴りです。コメント欄に音源のリンクを掲載します。1弦12フレットの高音が驚くほど伸びます。私は河野のシダーは2本持っていますが、同居人が音が大きくないほうが良いとのことで、泣く泣くこちらの鳴りの良い個体を出品します。ハードケースに入れてプチプチ梱包して発送します。ちなみに、、、私はYAMAHAのGC10のスプルースとシダーを弾き比べたこともあるので、この河野シダーを手にする前は、シダーとスプルースの鳴りの違いは分かったつもりでいました。ですが、当時の河野のスプルース/ハカランダと比べると、「シダーの本当のポテンシャルとはここまで凄かったのか!」と衝撃と感動を体験しました。思い出深い逸品ですので、すぐ希望者が見つからない場合、予告無く出品停止しますのでご了承ください。
商品の情報
カテゴリー | おもちゃ・ホビー・グッズ > 楽器/器材 > アコースティックギター |
商品の状態 | やや傷や汚れあり |