●製作年:1782年●素地:ソフトペースト(軟質磁器)●サイズカップW:7cmH:6cmソーサーW:14cmH:2.5cm参考価格:-¥780,000●ヴィクトリアアルバート博物館に同型展示●バタイユ宮殿にセルヴィス展示●ルーブル美術館アーカイブに展示●ボウズ美術館に同型展示その他、各国著名美術館にて展示※最後尾写真にセルヴィスのコーディネートを載せておりますので参考までにご覧ください。個人的にはリトロンよりもブイヤールの方が愛らしくて好みなので、良く集めていました。ブイヤールとはフォーム(形)のことです。愛らしい形に愛らしい絵付、金彩、3拍子揃っていればもう文句なしです。このシリーズはローリエの様相を一枚一枚魅せなければならないため、一見シンプルに見えて、かなり技術が必要で、且つとても高価です。。なめらかな質感を表現したカップとは対照的に、葉脈や陰影を意識したカップ側のローリエ。ペインターの特徴がよく表れています。カップソーサーどちらも絵付も金彩も異なる職人が手掛けているため、全く違った様相を楽しめます、特にソーサー側の出来は…言葉にならない素晴らしさ。特徴ある写実的なローズですが、肉厚で花弁の曲がり方や陰影が見どころ。さらに本来であれば素地の白をうまく使って陰影を出しますが、白のエナメルでラインを追加で入れることで立体感も見事表現しています。こういった描写は、数々の作品を製作し続けることによる研鑽の結果であり、確実に技術の向上、マイセンとの差別化を意識していることは明らかです。今年でこの作品が製作されて240年という長い年月を迎えます。にもかかわらず、金彩の擦れは比較的抑えられており、当時使用されたことによる傷が散見されますが、カケやワレはなく、良いコンディションと言えるでしょう。同じくローズを主体とした素晴らしいカップソーサーやプレートもお出ししていますので併せて是非ご覧ください。シリーズは違えど、テーブル上での饗宴は言葉にならない美しさです。おまとめで価格も御相談させていただきますので、この機会に是非ご検討くださいませ。
商品の情報
カテゴリー | インテリア・住まい・小物 > キッチン/食器 > 食器 |
商品の状態 | 目立った傷や汚れなし |