メキシコ20ペソ金貨発行年:1890年発行枚数:7852枚(1890年)発行場所:メキシコシティ(Mo)表面:サボテンに立つ鷲が蛇を咥えている (メキシコ国章)裏面:天秤、剣、法律、フリージア帽グレード:NGC MS62PL(プルーフライク)直径:35mm品位:金87.5%重量:33.84g発行期間は1870年〜1905年で、日本と同じく、この時期にメキシコの近代化が随分と進んだことが知られています。当時の金貨は20, 10, 5, 2.5, 1ペソが発行されており、20ペソは最高額面、重量は33.84gあります。総発行枚数は調べたものの不明な年もあるようで正確には分かりませんが、分かっている範囲で合計すると約60万枚程度でした。年・鋳造所によって発行枚数に大きな違いがありますが、当コインの発行枚数は平均よりやや多いようです。このコインの売りは、なんといってもプルーフライク貨(PL)であることです。PLならではの輝きが素晴らしく、ヘアラインはあるもののMS62の通り摩耗は見られません。NGC鑑定によると、20ペソ金貨の総鑑定枚数は753枚ありますが(数字の付かなかったDetails評価を含む)、うちPL鑑定はたった16枚のみです。PLの総鑑定数の内訳MS63PL→7枚MS62PL→8枚 ←当コインMS61PL→1枚1890年のPL鑑定の内訳MS63PL→2枚MS62PL→1枚 ←当コインPL全体の中では真ん中あたりのグレードになりますが、そもそもPLと鑑定される枚数が極めて少なく、希少と言えるのではないでしょうか。なお、もう一つの大手鑑定機関PCGSでは鑑定総枚数105枚、うちPLはわずか1枚(1890年MS61PL)でした。自由と法の支配の重要さを訴えるデザインはまさに今の世界にも通じるものがあるのではないでしょうか。メキシコらしいデザインで、大型金貨のため見栄え・重量感ともに抜群です。アメリカ大手鑑定機関NGCにより本物が保証されています。※鑑定枚数は2023年2月時点
商品の情報
カテゴリー | その他 > アンティーク/コレクション > その他 |
商品の状態 | やや傷や汚れあり |