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M4628●江戸明治和本等>鑑草 中江藤樹 無刊年 6巻合1冊 稀書

¥9,750(税込)
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アイテム説明

商品詳細

●江戸明治和本●鑑草(無刊年・6巻合1冊本)
【判型】大本6巻合1冊。縦262粍。
【作者】中江藤樹作。
【年代等】江戸中期刊か。刊行者不明。
【備考】分類「教訓・往来物」。全6巻合冊本。『鑑草』は、6巻、教訓、中江藤樹著。藤樹36、7歳頃の著作で、正保4年、風月宗知刊。内容は、女子の教訓書で、中国明末の顔茂猷編『迪吉録』「女鑑門」中の説話からの抜書きを主とし、李氏朝鮮世宗14年の『三綱行実図』などからも取材している。『迪吉録』の因果応報思想を受け取っており、序文に「福ひの種は明徳仏性なり」とあって、陽明学の明徳(良知)思想と仏教思想を一体としている。孝行な人には福があり、不孝な人には天罰がくだる(孝逆の報)という因果論に始まり、女は夫の父母をわが父母とすべきことを説く。夫が死んでも二夫にまみえないこと(守節背夫報)、悋気を抑えるべきこと(不嫉妬毒報)、子に明徳仏性を教えるべきこと(教子報)、継子を我が子と同じく愛すべきこと(慈残報)、使用人に慈悲深くあるべきこと(仁虐報)、姑・小姑によく親しむべきこと(淑睦報)など、例話をあげてそれに評を付する。心の本体は万物一体の仁であるとする儒教思想や、無明(邪見妄執)が生死輪廻の種であるとする仏教思想を説くが、かなり通俗的である。藤樹は晩年になり仏教を次第に認容するに至ったが、母が仏教信者であったこととも関連する。刊本は正保4年板のほか、万治2年の後刷、延宝3年の改刻、天明元年の補刻その他があり、広く長く読まれたことを物語る(「日本古典文学大辞典」参照)。
★原表紙による合本改装・原装・1-2巻題簽付・状態概ね良好。【参考価格(初出品時の相場):日本の古本屋で、無刊年本揃いが、88,000円】。

商品の情報

カテゴリー:本・雑誌・漫画>>>本>>>その他
商品の状態: やや傷や汚れあり

カラー名は、ショップ提供情報に基づいています。モデル画像は着用イメージとなります。色味は生地アップでご確認ください。画面設定等により実際の商品の色とは異なって見える場合がございます。

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