仙台堆朱では有名な南忠の文箱です。南さんは、実家のすぐ隣に住んでいて、仙台堆朱では第一人者であるにも関わらず、偉ぶらないやさしいいい方でした。通常の仙台堆朱とは違う趣きで、蝶の羽根に螺鈿があります。実家が最近知り合いの不動産屋さんからいただいたものですが、物自体はかなり前のもののようです。その不動産屋さんは、同じ形で模様の違う黒の仙台堆朱と2箱合わせて、借金返済の片として、この文箱を手に入れたような話でした。写真にあるように、桐の箱の蓋はあるのですが、箱そのものがありません。譲り受けたときからそのような本体はなく蓋のみの状態でした。文箱の蓋は全面堆朱でかなり重いですが、箱の方は塗りのみで蓋に比べると軽いです。 知り合いが借金の担保として貰ったものなので、カシューで作ったようなものではなく、木製のきちんとした素材だ思います。蓋の模様に傷や小さな剥がれはありますが、箱自体に大きな欠けはありません。ただし素人のチエックなので、その上でご検討していただき、購入後のクレームはご容赦願います。蓋 縦 34 横 24 高さ11
商品の情報
カテゴリー | おもちゃ・ホビー・グッズ > 美術品 > 漆芸 |
商品の状態 | やや傷や汚れあり |