唐津 櫛刷毛目茶碗 江戸時代中期 17〜18世紀高さ:7.3cm 口径:10.6cm江戸時代に作られた、櫛刷毛目模様の唐津茶碗です。現在では「古武雄」として分類されることがあります。武雄地域では、桃山時代の1590年代に開窯し、他地域と同じく絵唐津などの製品を作っていました。しかし、江戸時代前期になると有田地域では磁器の生産が始まるのに対し、武雄地域では三島唐津、刷毛目唐津、二彩唐津などと呼ばれる、白化粧や緑釉と褐釉を施した独自の装飾技法を用いた製品を作るようになり、寛永期に隆盛を迎えます。本作は、端正な半筒型の茶碗で、見込みから裾まで刷毛で白化粧を施し、さらに側面には櫛で波模様の装飾がなされています。全体的にとても丁寧な作りで、轆轤は薄く挽かれ、刷毛目と櫛目も精緻です。高台と土見せは、丁寧に削られて強く引き締まっており、魅力があります。なお、同手の茶碗が小峠奥窯の作品として掲載されています。参考文献:『古唐津 ー肥前陶器の歴史と美を探るー」佐賀県立博物館 昭和53年10月口縁部に金直しとニュウがありますが、使用には問題ありません。(最後の画像)古袱紗は付きません。他サイトでも出品しています。先に売約となった場合は何卒ご了承ください。#唐津 #古唐津 #唐津茶碗 #刷毛目 #江戸時代 #茶道具 #茶の湯 #古武雄 #アンティーク #古美術 #骨董品
商品の情報
カテゴリー | おもちゃ・ホビー・グッズ > 美術品 > 陶芸 |
商品の状態 | やや傷や汚れあり |