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ショップ: inorganic.jp

12代永樂善五郎造(和全)『絵高麗写片口鉢』(永楽妙全極箱) 千家十職

¥66,249(税込)
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アイテム説明

商品詳細

本歌同様のびのびとした絵付で、水草と魚が鉄釉で描かれた瀟洒で温かみのある作品です。お茶事の預鉢や酒肴、菓子鉢など料理や菓子の量に合わせて様々な用途でお使いになれます。作は千家十職の永楽家12代和全作ですので、大切なお茶会にも安心してお使いになれます。箱は和全の長男14代得全の妻である妙全(悠)が極書しており、蓋表に『絵高麗写片口』、蓋裏に『家父和全作善五郎識』として印が捺してあります。口辺に金繕い5箇所、ホツレ一箇所写真⑬⑭⑮(赤〇金繕い、青〇ホツレ)がございます。金繕いはいずれも古い時代の良質な仕上げがしてあります。作品が出来てから120年以上経過しております。時代の味わいとしてお楽しみください。極め書を依頼された際の覚書(明細書又は領収書のようなもの)が付属されています。差出人は「永楽ゆう」と署名してあります。

極箱。

口径15㎝ 高さ10㎝

美術家名鑑評価額800万円

▢永楽和全(えいらくわぜん)
文政6年(1823)~明治29年(1896)
永樂家12代。11代保全の長男。号~耳聾軒。嘉永5年頃、洛西御室に窯を開く。慶応2年(1866)、加賀大聖寺藩主前田利極候に招かれ、同地へ赴き九谷焼改良に尽力。明治元年、姓を永楽と改め、同3年帰洛。晩年、洛東高台寺鷲尾町に移り菊渓窯を創始。青磁・金襴手・赤絵・仁清写し、紗文手・交趾などを製す。

▢永楽妙全(えいらくみょうぜん)
嘉永5年(1852)~昭和2(1927)
永楽家14代得全の妻。名~悠(ゆう) 号~妙全。
得全没後、製作は甥の山本治三郎(のちの15代正全)に任せ、14代永楽を名乗って家業を継続し、作品には「得全」の印を捺し、箱書付には「善五郎」として「悠」の一字の朱印を捺す。19年間女手で永楽家を支え、16代善五郎を教育す。大正3年、三井高棟より「妙全」の一軸を受ける。惺斎宗左の好み物を多く作り、優美な作品を残す。

【参考文献】
落款花押大辞典 淡交社
美術家名鑑 美術倶楽部

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商品の情報

カテゴリー:ホビー・楽器・アート>>>美術品・アンティーク・コレクション>>>工芸品
商品の状態: やや傷や汚れあり

カラー名は、ショップ提供情報に基づいています。モデル画像は着用イメージとなります。色味は生地アップでご確認ください。画面設定等により実際の商品の色とは異なって見える場合がございます。

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