【東ドイツ Haldenslebenの花瓶】ミッドセンチュリー 236

東ドイツにあった国営企業(VEB)の窯Haldenslebenの1970年代に作られたジャグタイプの花瓶です。ボディは黄褐色で内側と口は茶色です。

Haldenslebenとは現在のザクセン＝アンハルト州にある都市の名前。その名前が国営企業の窯元の名前となりました。歴史の始まりは1855年まで遡ります。Jacob UffrechtはHaldebslebenで陶芸家としてほとんどの時間を過ごしました。彼は1855年に陶器の工場を、1884年に炻器の工場を設立しました。1886年にJacobは引退をして、彼の3人の息子が"J.Uffrecht & Co" と言う名の会社を設立し責任者となり、その後Jacobの孫が引き継ぎました。1924年にCarstens社の支援を受け"Carstens-Uffrecht" 社となり、1948年にはHaldenslebenにあったCarstens-Uffrecht社の全ての工場はドイツ東西分裂のため国営企業化し、Carstens-Uffrecht社の名前は消えVEB Haldensleben製となりました。

✴︎サイズ✴︎
高さ: 約14.8cm
ボディ: 横幅12.7cm、奥行7cm
底: 約5.5cm×11.3cm
口: 約6.5cm×5.7cm
554g
Form: 4074

古いお品ですので小さな傷やスレ、軽い使用感あります。製造時にできた凹凸あります。ところどころに製造時にできた筋がありますが、製造時にできたものです。

写真の色味が実物に近く映るよう努力しておりますが、ご使用の端末によって若干差がある場合がございます。撮影小道具の缶は付属しません。

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