FOSTEX G103 桧ルーバーリファイン スピーカー

フォステクスのブックシェルフ型スピーカー「G103」です。

以下の整備を施しています。
・　ドライバーの復元
・　前面バッフルの新調
・　ウッドルーバーの新設
・　バスレフダクトの交換
・　配線の引換え
・　コネクターの交換
・　吸音材の変更
・　ネジの交換

フルレンジドライバーについて、下記の復元処理をしています。
- エッジをフォーム製に張替え
- ダンパー（クモ）を交換
- コーンを黒に染色
- フレームに錆止め塗装
- フォーム製パッキンの新設

前面バッフルを合板製からMDF製に張替えています。

バッフルに桧製のウッドルーバーを新たに設けています。
染色ニス+つや消しウレタン仕上げ。エンブレムはオリジナルの移植です。
なお、固定式です。

バスレフダクトを紙製から樹脂製に交換しています。
ツインポートとし、共振周波数は80Hz付近です。

内部配線を14AWGのOFCケーブルに引き換えています。

背面のコネクターを、バナナプラグに対応するバインディングポストに換装しています。

背面の吸音材を、グラスウールからフェルトに張り替えています。

背面のネジをすべて新しくしています。

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ウォルナット突板仕上げは、天面側の角に打痕（写真6、7枚目）がある程度で、擦り傷は少なめ。年代を踏まえると美品の部類です。
バックパネルは、一部剥がれがあります。

ニス塗りたてにつき、独特の芳香があります。時間経過で消えます。

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推定70年代後期～80年頃のヴィンテージスピーカーを復元＆アレンジしたものです。
初期FEシリーズの同等品となる10cmドライバーをオーバーホールし、主に低音域の再生能力を蘇らせています。現行品まで受け継がれる中高音の高応答も健在。

角張ったシンプルなキャビネットに合うよう、ウッドルーバーを仕立ててみました。日曜大工レベルではありますが、古めかしい雰囲気を残しつつモダンなデザインになっているかと思います。

70年代の音をどうぞ。

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主な定格（77年カタログベース）
・　1ウェイ1スピーカー/バスレフ型
・　寸法：200W x 320H x 174D mm
・　重量：3.6kg
・　インピーダンス：8Ω
・　再生周波数帯域：70Hz～18kHz
・　入力：15W
・　出力音圧Lv：90dB/w/m

商品の情報